今年のプール活動も、最終日を迎えました。
午前中は熱中症アラートが出ていたので、プールには入らず、
それぞれのクラスが短時間、デッキで水遊びをしました。
水遊びとはいっても、先生も水着を着ていないと、水鉄砲でびしょぬれになります。
今年新しく購入した水鉄砲は、とびます。
活動がおわったお昼過ぎ。
今年入った新しい先生が、着衣泳をしました。
ぬいぐるみの大きなものを子どもに見立てて、
おぼれた子どもの救助の練習をしました。
ぬいぐるみとは言っても真剣です。
監視役の先生が「大変です。子どもがおぼれています」
と、声をかけて新任の先生が水に入ります。
上はTシャツにエプロン、下はジャージにソックスです。
今年は水の量が少ないので、泳げませんが、
子どもに見立てたぬいぐるみの首の下に片手を入れて、
あおむけにして頭を固定するようにして泳いで岸まで連れてきます。
岸で監視役の先生も手伝って、水を吸って重くなったぬいぐるみを助け上げると
呼吸と脈の確認です。
そして心臓マッサージと人工呼吸を施します。
新任の先生は大学で実際に学んできていますが、現場では初めてです。
着衣泳と救命の練習は必ず園に勤めたら行います。
服を着て水に入ると
思うように泳げないことをわかってもらうためです。
園ではありませんが、Gパンを履いていると、
水を吸ったGパンは肌に吸い付ききつくなり、
泳ぐのが大変です。
救命も消防署に依頼して、実際に模型を使って研修します。
小さな子供の模型もあります。
救命のやり方も違うので、とても勉強になります。
一通りの救命活動を行って、
シナモンちゃんとドナルド君は助かりました。
良かったです。
お疲れ様でした。